アパート マンションでも味噌作りは可能ですか

アパート マンションでも味噌作りは可能ですか

お客様かのご質問でアパート マンションでも味噌作りは可能ですかとの質問を頂くことがあります。結論は問題なく自家製味噌、手作り味噌は作ることが出来ます。アパート、マンションと言えば機能的で省スペースな空間をイメージします、その空間に味噌を仕込むのに適しているのかと疑問を持たれるのは当然なことだと思います。

確かに農業人口が多い時代には一軒家で農機具が置かれる場所や、蔵などのスペースに一年分の大量のお味噌を仕込んで保管していました。特に寒の時期にお味噌を仕込む習慣があり30キロから60キロのお味噌を仕込み一年間、賄うお味噌の仕込みをしていました。

その習慣を現代の省スペースのマンションに持ち込むことは不可能です。しかし、少量のお味噌なら問題なく仕込むことは可能です。核家族が進む現代社会では1年間で30キロ以上のお味噌の需要は無いと思われます。

そこでお勧めなのが5キロ前後のお味噌を仕込むことをお勧めします。5キロの出来上がりのお味噌ならスペース的には全く問題なく保管することが出来ます。また、5キロのお味噌は場所を取らず、カビが発生する場所に置いたとしても直ぐに移動できる利点があります。

先ずアパートマンションで味噌を仕込んだ時の理想的な保管場所は

【アパートマンションお勧めの場所】

1.自家製味噌を直射日光が当たらない場所に保存

2.自家製味噌を家の中で一番、暗い場所に保存

3.自家製味噌を冷暖房があまり効かない涼しい場所に保存

4.自家製味噌を風通しが良い場所に保存

【アパートマンション自家製味噌の保存に適さない場所】

1.自家製味噌を窓際の直射日光が当たる場所に保存

2.自家製味噌を湿気が多い場所に保存 (床下収納庫・流し台の下)

3.自家製味噌を風通しの悪い場所に保存 

以上が自家製味噌の仕込み後の保存場所です。

【自家製味噌を常温保存の場合】

自家製味噌の保存場所は上記に説明したお勧め保存場所にしてください。

常温保存をすると生味噌ですので発酵が進みます。

自家製味噌は塩分濃度が12%が標準ですのでダメになることはございません。

常温で保管することによって味噌の味、色、風味などが変化していきます。

それぞれの期間を味わうには常温での保存がお勧めです。

【お味噌が出来上がったら冷蔵庫での保管がお勧めです】

【自家製味噌を冷蔵保存】

自家製味噌を仕込み後、発酵熟成させて味噌の風味、味、色目などお好みの自家製味噌が出来上がった

ときには冷蔵庫で保管することをお勧めします。

冷蔵庫で保管することによって美味しく好みの味の味噌を長く食べることが出来ます。

但し、冷蔵庫での少しずつ発酵は進みますので味の変化はわずかにあります。

【自家製味噌を冷凍保管】

自家製味噌は冷凍庫に保管しても問題はございません。

味の変化は起こりませんのでストックとして置いておくのは大丈夫です。

【自家製味噌を保存で注意すること】

最後に今まで自家製味噌を常温保存場所について書いてきましたが保存場所以外に大切なことは自家製味噌が発酵する間に必ずと言っていいほど味噌にカビが生えてきます。

カビについてはこのブログ以外に詳しく説明しています。

お味噌は空気と触れることによって空気中のカビ、雑菌がついてしまいます。それを防ぐ方法は空気と接触しない環境を作ることです。

空気と触れ合わないようにするには味噌の表面にラップする、ラップをした上に塩を敷く、重しをする。

蓋つき容器をするなど様々な保存方法があります。

こちらもブログで紹介していますのでご参考にしてください。

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