味噌のタッパー
味噌のタッパー
味噌の仕込みで一番問い合わせが多いのが味噌にカビが生えてしまったのですがどおしたら良いのかとの問い合わせがダントツになります。
先ず、味噌は空気(酸素)と接することでカビ(産膜酵母)が発生します。産膜酵母は梅干しについたりチーズの表面についたりして決して悪いカビではありません。
しかし、味噌の場合は水分が多いため広範囲に発生する場合があります。
そこで、味噌のカビ(産膜酵母)を防ぐ大事なことは熟成中に空気に触れないよう気密性が高い容器が必要になります。
気密性を保つには蓋つきの容器が最もお勧めで一般的にはタッパー付きの容器が代表的になります。
当店がお勧めする蓋つき容器を3点ご紹介します。
【ビルポットを使った味噌仕込み容器】
高い機密性と使いやすいデザインで味噌作りに最適です。
お味噌の仕込みの際はお味噌とお味噌の間に隙間ができないよう出来るだけぎゅうぎゅうに詰めてください。隙間が多い場合は入りきらない場合もございますのでご注意ください。
味噌は長時間空気と接する事により空気中の雑菌によるリスクがあります。
こちらのビルポット容器は密封容器の為空気と触れる確立が低く空気中からカビの進入をある程度防いでくれます。
プラスチック容器の為軽く、透明なデザインはお味噌の状態も見やすいのでお味噌作り初心者の方でもお味噌の仕込みがしやすく扱いやすい味噌仕込み容器です。
【エンバランスを使った味噌仕込み容器】
エンバランス容器
長所はカビが生えにくく味噌の色も変化しにくい味噌仕込み容器です。
短所は価格はやや割高になります。
お勧めは密封ポリ容器です。上記の3種類の容器は必ず落し蓋をして重石を掛ける作業が必要です。味噌は空気と接する事により空気中の雑菌に犯させるリスクがあります。従って重石をしてたまりを上げることによってカビを防ぐ役割を重しがしてくれます。しかし、密封容器の場合は空気と触れる確立が低いので空気中からカビの進入を防いでくれています。(カビを完全に防いでくれるわけでは御座いません)従って当店の経験上、密封容器が味噌の仕込にはお勧めです。
地球の未来に貢献することを目標とし、かけがえのない資源を大切にする心、自分の体を大切にする心を伝えるべく開発されたのが、プラスチック原料への特殊加工技術「エンバランス加工」です。
地球にも家計にもやさしいこと、エンバランスはそんな製品を目指しています。
抗酸化力とは、酸化(劣化・老化・腐敗)を抑えるということです。「エンバランスには抗酸化効果」があるということは、エンバランスに含まれた素材が活性化現象を起こすということでもあります。
番外【バルブ付きラミジップを使った味噌仕込み容器】
簡単に仕込める味噌仕込み容器の登場です!!
1枚で約2.5キロのお味噌が仕込めます。
5キロ出来上がりのお味噌を仕込む場合は2枚ご注文ください。
長所は低価格で使用できる。
短所は一回きりの使い切りの味噌作り保存容器です。
以上が自家製味噌を仕込んだ時のお勧めタッパー付きの容器の説明ですが、初めて味噌作りをする方は密封容器がお勧め容器容器になります。金額的な負担と容器自体が軽く作業上の負担と仕込み後の管理が楽です。但し長年味噌作りをしているとこだわりが出てきますので木樽やカメに仕込む方もいます。最終的には仕込み容器もお客様の判断ですので長年使い慣れた容器で上手く味噌が出来上がっていればそれがベストです。
無理のない味噌作りが一番大事だと思います。