納豆麹
納豆麹
納豆麹の作り方とその効果について
納豆麹とは、納豆に麹を加えて発酵させた食品です。納豆には納豆菌が、麹には麹菌が含まれており、それぞれに健康効果があります。納豆菌は腸内環境を整える働きがあり、麹菌は食物の消化吸収を助ける働きがあります。納豆麹は、この二つの菌の相乗効果で、より高い栄養価と美味しさを提供すると言われています。
当店のお客様からたまに、納豆麹の作り方を教えてくださいとの言われます。
しかし、当店では、納豆麹の販売はしておりませんし、お客様にもお勧めしておりません。なぜなら、納豆菌と麹菌は競合関係にあるからです。納豆菌は非常に強力な菌で、麹菌を圧倒してしまうことが多いです。その結果、麹菌が十分に働かず、納豆麹の効果が半減してしまい麹は、完全に負けてしまい、麹が分解酵素を吐き出す前に納豆菌に食べられてしまいますので、納豆に麹を混ぜても、意味はないですね!
実際に、当店では麹作りを行っていますが、その際には納豆を食べないようにしています。これは、古くから伝わる麹作りの掟です。納豆を食べた人が麹作りの現場に入ると、口や手から納豆菌が入ってきて、麹菌の発育を妨げてしまうという恐れがあるからです。
そこで、当店では納豆に米麹を混ぜるのではなく、別の方法で納豆と麹の組み合わせを楽しんでいただくことを提案しています。それは、発酵調味料である醤油麹や玉ねぎひしおなどを使うことです。これらの調味料は、米や大豆などに麹を加えて発酵させたもので、旨味や甘みが豊富です。これらの調味料を納豆にかけて食べると、納豆の風味やコクが引き立ちますし、添加物も不要です。
また、当店では新たな商品として新タイプの醤油麹も開発しています。これは、通常の醤油麹よりもさらに旨味が高く、香りや風味が際立っています。この新タイプの醤油麹も納豆に合わせると絶妙な味わいになります。
納豆は日本人にとって伝統的な健康食品ですが、それだけでは飽きてしまうこともあります。そんな時は、当店の発酵調味料を使ってみてください。納豆と麹の相性は抜群ですし、新しい発見もあるかもしれません。