味噌寒仕込み
味噌寒仕込みとは
味噌寒仕込みとは通常1月から2月の寒の時期に味噌を仕込むことを指します。但し、地域(寒冷地、豪雪地域)によっては寒さが緩む5月からが味噌仕込みを行います。
寒の時に仕込むメリットは、以下のようなものがあります。
– 味噌の発酵がゆっくりと進むため、香りや風味が豊かになります。
– 寒い時期は空気中の細菌やカビの活動が低下するため、味噌が汚染されにくくなります。
– 寒い時期は体力的に大量に味噌を仕込むのに適しています。
味噌寒仕込みの方法は、基本的には通常の味噌仕込みと同じですが、いくつかのポイントがあります。
– 味噌を仕込む容器は、木製や蓋つき容器(エンバランス容器)などの保温性の高いものを選びます。ステンレス製などの保温性の低いものは避けます。
– 味噌を仕込む場所は、日当たりが良くて風通しの良い場所を選びます。直射日光や冷気に当たらないようにします。
– 味噌を仕込んだ後は、容器の上に布や新聞紙などをかけて保温します。さらにその上にビニールシートや段ボールなどをかけて防寒します。
– 味噌を仕込んだ後は、定期的に様子を見て、必要に応じて水分や塩分を調整します。水分が多すぎるとカビが生えやすくなりますし、塩分が少なすぎると発酵が進みすぎて酸っぱくなります。
味噌寒仕込みは、少し手間がかかりますが、その分美味しい味噌ができあがります。自家製の味噌で、お料理やお味噌汁を楽しみましょう。
当店は(鈴木こうじ店)は、味噌寒仕込みに最適な麹と大豆を製造販売しています。当店の麹は、静岡県産の米から作られたもので、香り高く甘みのある麹です。大豆は、北海道産慣行栽培の大豆及び無農薬大豆を販売しています。当店の寒仕込みで一番の売れ筋商品のカンタン手作り味噌セットは蒸し上げた大豆を潰し塩を加えた30分で出来上がる手作り味噌セットは水分調整や蒸し時間にこだわって仕上げています。麹と大豆の比率や塩分濃度も、お客様の好みに合わせて調整できます。
味噌寒仕込みに限らず、自分で味噌を作るという楽しみだけでなく、健康や美容にも良い効果があります。味噌には、消化を助ける酵素や善玉菌を増やす乳酸菌などの有益な微生物が含まれています。また、味噌には大豆イソフラボンやビタミンB群などの栄養素も豊富に含まれています。これらの成分は、免疫力を高めたり、肌や髪の健康を保ったりする効果があります。
味噌寒仕込みは、日本の伝統的な食文化です。自分で作った味噌で作るお味噌汁やおかずは、格別な美味しさです。当店では、味噌寒仕込み用の麹(米麹、麦麹、豆麹)、レシピ付き手作り味噌セットも販売しています。ぜひ一度お試しください。