合わせ味噌 人気
合わせ味噌の魅力とおすすめのレシピ
みなさんは、合わせ味噌をご存知ですか?合わせ味噌とは、2種類以上の味噌を混ぜ合わせた味噌のことで、さまざまな味噌汁(料理)に使える便利な調味料です。今回は、合わせ味噌の特徴やおすすめの組み合わせ、そして合わせ味噌を使ったレシピをご紹介します。
合わせ味噌の特徴
合わせ味噌は、麹の種類(米・麦・豆)、色(白・淡色・赤)、産地、辛さなど、異なる特徴をもつ味噌を混ぜ合わせることで、新たな風味や味わいになります。単一の味噌がもつクセが程よく和らぎ、マイルドで食べやすい味噌になります。また、それぞれの味噌がもつ栄養素や有効成分も相乗効果で増えると言われています。
合わせ味噌は、どんな料理にも使える万能な調味料です。特に、味噌汁を作る際には、合わせ味噌を使うと、単一の味噌よりもマイルドでまろやかな味わいになります。具材の種類や量によっても、合わせ味噌の割合を変えることで、自分好みの仕上がりに調整できます。
おすすめの合わせ味噌の組み合わせ
合わせ味噌は、自分で好きな割合で混ぜることができますが、以下のような組み合わせは定番で人気があります。
★米味噌と熟成米味噌(濃淡の味噌):まろやかでコクのある味わい
ピーマンを千切りにして2分ほどだし汁を沸かしお味噌を溶いてひと煮立ち。
歯ざわりを残したいので、火の通し過ぎにはご注意くださいね。
クセのあるピーマンと淡白なお豆腐にあわせて今回は熟成の違う2種類の米味噌を
合わせ味噌にして使ってみました。
熟成の若い「すり味噌」多めに寝かし味噌を少々プレンドしています。
★豆味噌と米味噌:甘みとコクのある味わい
豆味噌の深い味わいとたんぱくで旨味がある米味噌をミックスした合わせ味噌
豆味噌は東海地方の特産品。特に愛知の煮込みうどんや味噌カツ等
名古屋めしには欠かせないお味噌です。
大豆麹、塩、水のみを原料として作られほかの味噌に比べて色が濃く、
甘味が少なくて濃厚な旨味が特徴です。だからお味噌汁の具も個性の強いものがオススメです❤
代表的なのはなめこの赤だしでしょうか。今回は、揚げ茄子を合わせてみました。
揚げ物はひと手間ですが、揚げ浸しや南蛮漬等をつくる時に
一緒に揚げて味噌汁に入れちゃえばOK!!
茄子と相性の良い茗荷も使いました。
その他には
豆味噌と麦味噌:香ばしさとコクのある味わい
白味噌と赤味噌:甘みと辛みがバランスよく調和した味わい
辛味噌と甘味噌:辛さと甘みの絶妙なバランスが楽しめる味わい
これらの組み合わせは、それぞれ1:1の割合で混ぜることが多いですが、好みに応じて調整してください。また、塩分濃度や発酵度も異なる場合があるので、混ぜる前に必ず一度試食してください。
いかがでしたか?合わせ味噌は、自分で作ることもできますし、市販のものもあります。自分の好みや料理に合わせて、色々な合わせ味噌を試してみてくださいね。それでは、また次回!