生麹　賞味期限

当店で販売している生麹について、その種類と特徴、そして賞味期限についてご紹介したいと思います。

生麹とは、蒸し上げた米や麦、大豆などに麹菌を繁殖させたもので、味噌や醤油や日本酒、みりん、塩麹等を作るのに必要な材料です。生麹には、米麹、大豆麹、麦麹などがありますが、当店では主に米麹と麦麹、大豆麹を取り扱っています。

米麹は、蒸し上げた白米に麹菌を糸状に繁殖させたもので、甘みが強くてふわふわした食感が特徴です。味噌や甘酒、日本酒、みりん、塩麹などを作る際によく使われます。大豆麹は、蒸した大豆に麹菌を糸状に繁殖させたもので、香ばしくてコクがある味が特徴です。豆味噌（八丁味噌）などを作る際によく使われます。また、豆麹はコチジャンの材料としても使われます。そのほかには、豆麹と麦麹を混ぜ合わせてひしお麹の材料としても使われます。

麦麹は主に麦味噌を作るために利用されますが白醤油、または豆麹と混ぜ合わせてコチジャンの材料として利用されます。

当店の生麹は、静岡県産の愛知のかおり、静岡県藤枝市のこだわり農家松下さんの無農薬の米を利用して農薬不使用の生麹として販売しています。大豆麹は北海道産の慣行栽培と北海道産JAS有機大豆を使用し、京都菱六と秋田今野商店の麹菌を使用して絶妙なバランスで丁寧に仕込んでいます。生麹は職人が温度管理を徹底して丁寧に育て上げます。

出来上がった生麹は冷蔵庫で保存することで長持ちしますが、それでも冷蔵で1週間から10日程度になります。常温での賞味期限は約2～3日程度です。なるべく早めにお使いください。また、冷凍保存での賞味期限は約半年程度ですが基本的には冷凍保存の場合は1年間おいても大丈夫ということが当店の経験上、証明されています。しかし、解凍後はすぐにお使いください。解凍後の再冷凍は避けてください。

【生麹の賞味期限】

・常温の場合：約3日（季節と地域差があります）冬の寒い時期で寒冷地にお住まいの方は暖房の効いていない部屋などでは冷蔵庫の保管日数を参考にして下さい。

・冷蔵庫の場合：約1週間から10日程度、冷蔵庫の温度が0度近い場合は賞味期限が伸びます。

・冷凍庫の場合：基本的には消費期限は半年程度ですが半年を過ぎた時点で賞味期限が終了して使えなくなることはございません。

生麹は発酵食品を作るだけでなく、そのまま食べたりすることは出来ますが、基本的には味噌、甘酒、塩麹を作ることをお勧めします。出来上がった調味料（味噌、甘酒、塩麹等）を料理に加えたりすることで旨味が増します。例えば、甘酒をヨーグルトや牛乳に混ぜて飲んだり、塩麹をサラダやスープにトッピングしたりすると美味しいですし、栄養価も高まります。甘みや香りが料理のアクセントになりますよ。

当店では、生麹の製造販売店です。ぜひ一度お試しください。ご注文はホームページから承っております。お問い合わせもお気軽にどうぞ。