米麹 保存
米麹 保存
こんにちは。今日は、米麹の保存期間についてお話したいと思います。その前に先ず生米麹と乾燥米麹について違いを説明します。生麹と乾燥麹では保存期間が全く異なります。生米麹と乾燥米麹は、どちらも米を麹菌で発酵させたものですが、保存方法や特徴に違いがあります。この記事では、それぞれの保存方法と保存期間、そして生麹と乾燥麹の違いや特徴についてご紹介します。
まず、生米麹の保存方法と保存期間についてです。生米麹は、水分が多く含まれているため、常温ではすぐに傷んでしまいます。そのため、冷蔵庫か冷凍庫で保存する必要があります。冷蔵庫での保存期間は、購入時に表示されている賞味期限を参考にしてください。一般的には、購入後1週間程度が目安です。冷凍庫での保存期間は、冷凍した日から3ヶ月程度が目安です。冷凍する場合は、小分けにしてラップやジップロックなどに入れて密閉し、空気を抜いてから冷凍してください。解凍するときは、自然解凍か冷蔵庫でゆっくり解凍してください。レンジで解凍すると、高熱で酵素が死活しますので電子レンジの解凍は絶対にしないで下さい。尚、糀屋で直接、購入される場合は保存方法、保存期間など丁寧に教えてくれます。
次に、乾燥米麹の保存方法と保存期間についてです。乾燥米麹は、水分が少なくなっているため、常温でも比較的長く保存できます。ただし、湿気や高温には弱いので、密閉容器に入れて涼しい場所や冷暗所に保管してください。保存期間は、購入時に表示されている賞味期限を参考にしてください。一般的には、購入後6ヶ月程度が目安です。
最後に、生米麹と乾燥米麹の違いや特徴についてです。生米麹と乾燥米麹の最大の違いは、水分量です。生米麹は約13%程度の水分を含んでおり、ふっくらとした食感や甘みがあります。乾燥米麹は約2%程度の水分を含んでおりますが、水分量が2%以下または全くない場合は乾燥麹の日持ちが長期間になります。水分を多少含んでいる場合は日持ちが短くなります。乾燥麹はパラパラとした食感やさっぱりとした味わいがあります。但し、風味、糖度に関しては生麹に比べて劣ってきます。対して生米麹は常温で保存すると発酵が少しづつ進んでしまいます。発酵が進むと糖化作用や酵素分解力が劣化しますので冷蔵庫などの低温環境の所で保存する必要があります。
以上が、生米麹と乾燥米麹の保存期間についての説明でした。どちらも美味しくて健康に良い食材なので、ぜひ使ってみてくださいね。