麹 時期

麹 時期

麹の生産時期は一昔前は(15年から20年)11月から3月までが主に麹の生産の時期でした。

麹の主な使用用途は麹屋は味噌作りの材料として生産され、仕込みの時期が寒仕込みと言って

1月から2月がピークで前後の2か月が通常期になります。

それ以外は閑散期となり麹の生産は時期外れの期間が多く、一年の半分は麹の生産を休む麹屋もありました。

しかし、大分県の麹屋さんが塩麹を広めていただいて麹の需要が多くなり時期を問わず麹の生産をすることが出来ました。

大分県の麹屋本店さんには大変感謝申し上げます。

さて麹は時期を問わず購入いただける方がどんな事に麹を利用していただいているのかというと、

当店のお客様の麹のご利用方法を紹介します。

先ず、麹の利用方法を順番にまとめてみました。

麹の利用方法 利用時期

味噌

一年中利用は可能ですが主に11月から4月で

1月から3月上旬が味噌の寒仕込みの為、麹の利用時期としては最も多い期間です。

手作り味噌は麹、大豆、塩で作ります。

作り方は

麹と塩を合わせる蒸すか煮た大豆を潰した大豆と麹を混ぜ合わせて仕込み容器に入れて出来上がりです。

仕込みの時期は一年中大丈夫ですが、味噌の仕込み作業は体力が必要ですので、暑い時期は味噌の仕込む方は少ないです。

 

甘酒

甘酒は麹とおかゆを混ぜて保温機で約5時間から6時間で出来上がります。

作る方法としては

米麹をほぐす、おかゆを作って人肌に冷ます。

米麹とおかゆを混ぜ合わせて保温機に入れる。

またおかゆを使わないで米麹と水を入れて保温機で作る方法もあります。

甘酒の素を作る時期は1年中いつでも大丈夫です。

塩麹

塩麹は麹と塩と水を混ぜ合わせて毎日1回、混ぜて一週間で出来上がりです。(季節によって出来上がりの時期は前後します)

塩麹を作る時期は1年中いつでも大丈夫です。

醤油麹

しょうゆ麹は麹と醤油を混ぜ合わせて毎日1回、混ぜて一週間で出来上がりです。(季節によって出来上がりの時期は前後します)

しょうゆ麹を作る時期は1年中いつでも大丈夫です。

かわり塩麹

かわり塩麴は麹に季節の果物、野菜などを使った塩麹です。

新しい分野ですが基本は塩麹+果物か野菜+塩になります。

かわり麹を作る時期は1年中いつでも大丈夫ですが、季節に合った時期の物を使うことをお勧めします。

 

その他にも酒、みりん、酢、醤油など麹を使う時期はそれぞれ異なりますが、一般的に手作りで作れる麹を使った発酵食品は味噌、塩麹類、甘酒になります。

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