米麹の日持ち
米麹の日持ち
米麹の日持ちの説明になります。
米麹でも2種類が御座います。
1.生タイプの米麹
2.乾燥タイプの米麹
日持ち | 水分量 | 保管方法 | 特徴 | |
生米麹タイプ | 1週間から2週間 | 出来立ての米麹になります。米麹に含まれる水分量が約13%前後になります。 | 冷蔵庫に保存することによって1か月程度は大丈夫です。 | 生タイプの為、風味が良くお勧めです。 |
半生米麹タイプ | 1か月から2か月程度 | 6%前後で半乾燥です。 | 冷蔵庫に保存することによって3か月程度は大丈夫です。 | 半生タイプの為、やや風味が残っています。 |
乾燥米麹タイプ | 半年から1年 | 水分量を取り除いたタイプです。 | 常温で半年から1年 | 米麹の風味はありません。 |
上記の説明は当店で生産される米麹を基準に説明しています。また当店では生タイプの米麹しか販売していませんので、半生タイプの米麹と乾燥タイプの米麹に関しては当店での実験の結果での報告になります。
他、メーカーさんでの販売の米麹の日持ちとは異なる場合がございますのでご了承をお願いいたします。
結論を申し上げますと、
1、生タイプの米麴は日持ちがしません。但し日持ちをさせる方法は冷蔵庫で1か月程度は大丈夫ですが、当店では1週間程度をお勧めしています。
尚、生タイプの米麹を購入後、全部使いきれなかった場合は冷凍で保存していただければ大丈夫です。
冷凍した場合は半年程度は問題なく使えます。
生タイプの米麹は風味が良く、甘酒の素、塩麹、味噌などの作るときはお勧めです。特に甘酒は香りを楽しむ場合がございますので出来れば生タイプの米麹を利用することをお勧めします。
また、生タイプの米麹には水分量が約13%程度、含まれていますので水の良い地域で作られる米麹はお勧めになります。
なぜ水が重要かは深いお話になりますので機会があるときにお話ししたいのですが、水道水の場合は必ず、塩素処理しなければ飲み水としては利用できません。塩素が米麹を作るに当たって障害になってくるので。
当店地元、静岡市は南アルプス伏流水で水が美味しく地域ともいわれ多数の造り酒屋さんもあります。
しかしそれでも水道水には塩素が含まれるため当店では浄水器で処理した特別仕様の米麹も販売しております。
2.乾燥タイプの米麴は日持ちが長く麹専門店以外の商品棚に置くには非常に適した商品になります。
但し、風味がありませんので使い方を工夫していただければ問題はございません。海外に持っていく場合などは乾燥麹はお勧めです。