玄米麹 レシピ
玄米麹 レシピ
玄米麹のレシピを紹介します。玄米麹は、玄米に麹菌を繁殖させたもので、発酵食品の一種です。玄米麹には、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富に含まれており、健康や美容にも良いと言われています。玄米麹は、甘酒や味噌、醤油などの調味料に使うことができます。但し、玄米の状態で麹菌を付けると玄米の表面が固い為、麹菌が玄米の中まで食い込んでいかないため、麹そのものが旨く出来上がりません。そこで当店では玄米を3割削る(三分付き)をして玄米の表面を削ることによって麹菌が玄米の中に食い込んで玄米麹として出来上がる工程を現在から15年ぐらい前に(2008年)に開発しました。現在では玄米麹を販売している麹屋は数多くありますが当店では長きに渡って玄米麹の製造販売を行ってきました。玄米麹はそのまま食べたり、お菓子やパンに入れたりすることもできます。今回は、玄米麹を使った簡単で美味しいレシピをいくつかご紹介します。
玄米麹の甘酒
玄米麹の甘酒は、冬に温めて飲むと体が温まりますし、夏に冷やして飲むとさっぱりします。甘酒は、砂糖や添加物が入っていないので、自然な甘さが楽しめます。作り方はとても簡単です。玄米甘酒の2倍から3倍量の水を鍋に入れて火にかけます。沸騰する前に火を止めて出来上がりです。好みで玄米甘酒の原液を牛乳や豆乳、生姜やシナモンなどを加えても美味しいです。
玄米甘酒の作り方
玄米甘酒の素の作り方
用意するもの(約20人分)
米こうじ | 5合(800g) |
玄米(3分付) | 1合(1晩水に浸しておく) |
道具 |
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ご注意事項
こちらのレシピは米こうじから甘酒の素を作る方法です。 従って下記の材料と道具が必要です。 すぐに飲める甘酒の素も御座います。
玄米甘酒の素の作り方
作り方1
米こうじをきれいにほぐす。 |
作り方2
玄米1合のおかゆを作り、出来上がったら、人肌に冷ます。 |
注意1
おかゆは水分の多いおかゆを作る。
作り方3
米こうじとおかゆをまんべんなく混ぜ合わせる。 |
注意2
硬い場合は湯冷ましを80ccぐらい挿して混ぜ合わせる。
作り方4
混ぜ合わせたこうじを炊飯ジャーに移す。 |
作り方5
最後に手でこうじを押さえつけ、炊飯ジャーを保温にして5時間から6時間で出来上がりです。 |
注意3
ジャーの電源は必ず保温に!(炊飯にすると失敗です)
注意4
4~5時間したら一度中をみてくださいかき混ぜて内側と外側を入れ替えると温度が均等に伝わります。米の芯がなくなりどろどろになったら出来上がりです。ジャーの大きさメーカーによって出来上がりの時間が異なりますので初めて作る場合は何回見てもかまいません。
作り方6
出来上がった甘酒の素は3倍ぐらい薄めて飲んでください。 |
注意5
好みで砂糖・塩・生姜(擦った物をくわえるとさらに旨みがまします。夏は冷やして飲むと夏ばて健康維持に最適です。
作り方7
保存は小分けにして冷凍保存してください。 |
以上、玄米麹のレシピをご紹介しました。玄米麹の甘酒は、自宅で作ることもできますが、市販のものを使っても構いません。玄米麹甘酒は、発酵食品なので保存が効きますが、冷凍庫で保管するとより長持ちします。玄米麹甘酒を使って、健康的で美味しい料理を楽しんでください。