米麹 激安

米麹 激安

米麹は、米に麹菌を繁殖させたもので、甘酒や味噌、塩麹などの発酵食品を作るのに欠かせません。米麹には、糖化酵素やアミノ酸などの栄養素が豊富に含まれており、美容や健康にも良いと言われています。

米麹はスーパーやドラッグストアなどで簡単に買うことが可能です。米麹の値段は800円から2000円以上、激安の米麹をご購入の場合は、業務スーパーや通販サイトを利用するといいでしょう。業務スーパーでは、1kgで800円以上から購入できることが多く、通販サイトでは、送料無料やクーポンなどのサービスもあります。

米麹を安く手に入れることができれば、自宅で甘酒や塩麹などを作ってみるのも楽しいですね。米麹は保存性も高いので、たくさん買っておいても安心です。

次に麹製造、販売のこうじ専門店ではの麹のお話を少しさせてください。米麹を買うときには、値段だけで決めてはいけませんよ。なぜなら、高い米麹と激安麹の品質には大きな違いがあるからです。

高価格の米麹と低価格の激安麹の比較をしてみましょう。まず、原料の米の品質ですが、高価格の米麹は無農薬や有機栽培米を使っています。一方、激安の米麹は安価な破砕米や規格外の米を使うと販売価格が下がります。破砕米や規格外の米の粘り気が強く、水分を多く含みます。そのため、破砕米や規格外の米の米麹は粘り気が強いため米粒一つ一つに麹菌が付かない状態です。米つぶ一つ一つに麹菌が付かないということは甘酒や味噌、塩麹を利用するとき麹菌の酵素分解が弱く、糖化酵素やアミノ酸を作る力をあまり発揮しない状態です。

次に、製造方法ですが、高価格の米麹は手作りや伝統的な方法で作られています。一方、激安麹は機械を多用して人の手が入らない方法で作られています。手作りや伝統的な方法で作った米麹は、温度や湿度を細かく調整しながら、麹菌の状態を見て丁寧に仕上げます。そのため、手作りや伝統的な方法で作った米麹は均一で白く美しい色になります。人が入らない機械で作った米麹は、大量生産のために温度や湿度を一定に保ち、麹菌の状態は人の見は必要が無く仕上げます。そのため、機械で作った米麹は人の手で見た感じより機械的に処理された見た目の良い麹になります。

最後に、保存方法ですが、高価格の米麹は冷凍や冷蔵で保存されています。(生タイプの米麹)一方、激安麹は常温で保存されています。(乾燥米麹)冷凍や冷蔵で保存された米麹は、鮮度や活性が保たれます。そのため、冷凍や冷蔵で保存された米麹は発酵力が強くなります。常温で保存された乾燥米麹は、酵素分解力に劣り発酵力が弱くなります。

以上のように、高価格の米麹と激安米麹の品質には大きな違いがあります。値段だけで決めると失敗することもありますので、注意してくださいね。麹販売店の麹屋としては生タイプの高価格の米麹をおすすめしますが、好みや予算に合わせて選んでくださいね。それでは、今日はこの辺で。また次回お会いしましょう!

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