手作り味噌教室 開催方法

手作り味噌教室 開催方法

手作り味噌教室(味噌作り講座)は1月から2月が最も多い時期になります。この時期の手作り味噌教室を開催していただける講師の先生向けに当店の手作り味噌キットを使っての開催方法の提案です。

当店でも自社の味噌作りスペースを利用したり各施設さま(学校さま等)からの外部委託で味噌作りの講師をご依頼いただき開催することがあります。

講師委託の開催経験から実際の講習内容のヒントになれば幸いです。

講習の流れ 約2時間の講座

1. 講師の自己紹介等

2. なぜこの時期に味噌作りが盛んにおこなわれるか(寒仕込み)

3 お味噌はなぜ体に良いのか、腸内環境に良い発酵食品に一つとして説明するなど

(1.2.3)で約10分程度

4. 材料の説明 味噌を作るには麹、大豆、塩が必要など説明

5.. 味噌作りをするにあたって一連の流れ

(4. 5)で約5分程度

6. 味噌作りを始める(材料によって仕込み時間は変わってきます)

約30分から1時間

7. 仕込み終わったら保存方法、出来上がるまでの管理方法、カビが発生した場合の対処方法

約10分程度

8. 食べ始めのタイミング

約5分

注意:味噌は仕込んで終わりではなく仕込んでからが最も大事ですので、管理方法とカビの出たときの(青かび、黒カビ、白カビ)の対処方法をしっかり調べて下さい。

味噌講座を受講したのですがカビが生えてきた時にどうしたら良いのかとの質問を良く頂きます。

例)味噌づくりを教わり保存していましたが、全体的に白いプツプツがあり、様子を見てしばらく置いておきましたが、増えていく一方です。1キロ入るタッパーに保存して、底も側面にそのような白いものが見えており、上はそういった物は上がっていません。
混ぜてしまいましたが食べれますでしょうか。
食べていいのか分かりません、教えてください。

上記のような質問を頂きますが、なぜ白いつぶつぶが容器の側面に出るか?出る原因は何か?食べても良いのか?実際、当店の材料で仕込んだ場合はお答えできますが、当店以外の材料の場合ははっきりお答えできません。なぜかと言うと生こうじなのか乾燥こうじなのか?大豆の産地(年度)塩は天然塩なのか、容器の種類(蓋つき等)

原因は置く場所なのか、塩分濃度は、管理方法等を最初の講習の時に教えていただくことが大事です。お味噌は発酵食品の中でも失敗しない食品です。しかも体に良く腸内環境を整える最も身近な食品です。基本さえ守っていただければ誰にでも作れる手軽な手作り食品です。

是非、味噌の基本を勉強して多くの愛好者様にお味噌の良さと味噌作りの楽しさを広めて下さい。

 

 

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