味噌作り 仕込み容器
味噌作り 仕込み容器
味噌作りには仕込み容器が必要です。
そこで、色々なタイプの仕込み容器がありますので説明します。
【味噌保存 容器】には4タイプの物があります。
1.プラスチック製の仕込み袋(ラミジップ) 仕込み容器(ビルポット)
2.木樽の味噌保存 容器
3.土物のカメの味噌保存 容器
4.金属製のホーローの味噌保存 容器
それではそれぞれの長所、短所の説明です。
先ず価格の安価順で説明します。
【バルブ付きラミジップ】 安価で簡単に仕込める味噌仕込み袋です。場所を取らなく手軽なアイテムです。バルブ付きですので発酵中の二酸化炭素を外に排出しますので膨らんできても外気と接することが少ないのでカビが生えにくいです。 短所としては一度しか使用が出来ません。直射日光に当たると表面の色が変化してしまいます。仕込み後は、暗い部屋での保存環境が必要です。 |
【ビルポット】 高い機密性と使いやすいデザインで味噌作りに最適です。 お味噌の仕込みの際はお味噌とお味噌の間に隙間ができないよう出来るだけぎゅうぎゅうに詰めてください。隙間が多い場合は入りきらない場合もございますのでご注意ください。
味噌は長時間空気と接する事により空気中の雑菌によるリスクがあります。 |
【エンバラン容器】 エンバランス加工の容器とは??
「食品そのものが元気になり腐敗の原因となる微生物に負けないように手助けする」
エンバランスとは「食品そのものを元気にさせる」という考えの特殊加工技術により作られた製品です。 エンバランス加工技術は抗菌剤や殺菌剤、薬品などを用いたものではないので人体に害はなく安心してお使いいただけます。 エンバランス加工されたプラスチックは直接食品に働きかけるので食品の劣化・腐敗を抑え、発酵・熟成を早めるのも特徴です。 |
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【プラスチック製の味噌保存 容器】 ホームセンターなどで販売されている仕込みだる。 長所は低価格 短所は空気と接する機会が多いのでカビが出やすいです。 カビが発生しない対象方法は落し蓋をして中蓋の上に漬物用の重しが必要です。 |
【木樽の味噌保存 容器】 木樽の味噌仕込み容器は風情があり昔は味噌の仕込みと言ったら殆どが木樽でした。但し現在では木樽を作る職人が少なく価格は高価です。 木樽で味噌を保存する場合の長所としては木樽が外気と木樽内で温度を調整する為ので熟成の環境が非常に良いです。味噌は徐々に発酵が進みよりうま味のあるお味噌に仕上がります。また味噌が直接、日光に当たらないため味噌の色目も鮮やかに仕上がります。 短所としては木樽自体が重いので置き場所を変えたりするときに負担が多くなります。また経年劣化で木樽のタガが外れてしまう場合が御座います。金額的にも高価になります。
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【カメなど土物の味噌保存 容器】 カメで仕込む場合は寸胴の物がお勧めです。真ん中が膨らんだ物は仕込みにくく天地返しの際も不便です。 カメで味噌を保存する場合の長所としてはカメ自体が外気の室温に左右されにくい為、熟成の環境が良い為、味噌は徐々に発酵が進みよりうま味のあるお味噌に仕上がります。また味噌が直接、日光に当たらないため味噌の色目も鮮やかに仕上がります。 短所としてはカメ自体が重いので置き場所を変えたりするときに負担が多くなります。また割れる危険性が大です。金額的にも高価になる味噌保存 容器です。 |
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【金属製のホーローなどの味噌保存 容器】 長所としては金属製の為、温度管理には最適な味噌保存 容器です。 短所としては重い、長い間、使用していると容器の内側にキズが出来たときに錆びてくる味噌保存 容器です。 |
以上が自家製味噌を仕込んだ時のお勧め容器の説明ですが、初めて味噌作りをする方は密封容器がお勧め容器容器になります。金額的な負担と容器自体が軽く作業上の負担と仕込み後の管理が楽です。但し長年味噌作りをしているとこだわりが出てきますので木樽やカメに仕込む方もいます。最終的には味噌保存 容器もお客様の判断ですので長年使い慣れた容器で上手く味噌が出来上がっていればそれがベストです。
無理のない味噌作りが一番大事だと思います。
長々と、自家製味噌の味噌保存 容器の記事を読んでいただいてありがとうございます。