米麹 レシピ
米麹 レシピ
こんにちは、鈴木こうじ店のブログへようこそ。今日は、米麹を使ったレシピをいくつかご紹介します。米麹とは、蒸した米に麹菌を繁殖させたもので、発酵食品の原料として使われます。米麹には、糖化酵素やアミノ酸などの栄養素が豊富に含まれており、健康や美容にも良いと言われています。米麹を使って作ることができる代表的な発酵食品には、塩麹、醤油麹、甘酒などがあります。それぞれの作り方と特徴を見ていきましょう。
まず、塩麹です。塩麹とは、米麹に塩と水を加えて発酵させたもので、肉や野菜などの食材に漬け込んで使います。塩麹には、塩分が少なくても旨味が増す効果や、食材の柔らかさや旨味を引き出す効果があります。また、塩麹に含まれる乳酸菌やビタミンB群などの栄養素も摂取できます。塩麹の作り方は簡単で、米麹500gに対して塩140gと水500mlを混ぜ合わせて密閉容器に入れ、常温で5日から7日ほど発酵させるだけです。発酵が進むと米麹が柔らかくなり出来上がりです。出来上がり後は冷蔵庫で保存し、3ヶ月ほどで使い切りましょう。
次に、醤油麹です。醤油麹とは、米麹に醤油を加えて発酵させたもので、ご飯やお豆腐などにかけたり、炒め物や煮物などの調味料として使います。醤油麹には、通常の醤油に比べて塩分濃度が約半分になりコクや甘みがある効果や、食材の風味や色を良くする効果があります。また、醤油に含まれるイソフラボンやポリフェノールなどの抗酸化物質も摂取できます。醤油麹の作り方は簡単で、米麹500gに対して濃口しょうゆ500mlを混ぜ合わせて密閉容器に入れ、常温で7日から10日ほど発酵させるだけです。発酵が米麹が柔らかくなり出来上がりです。出来上がった醤油麹は冷蔵庫で保存し、3ヶ月ほどで使い切りましょう。
最後に、甘酒です。甘酒とは、米麹におかゆを加えて保温機で醸したものを甘酒の素と言います。甘酒の素は飲み物やスイーツなどに使います。甘酒には、自然な甘みがある効果や、体を温める効果があります。また、甘酒に含まれるビタミンB群や食物繊維などの栄養素も摂取できます。甘酒の作り方は簡単で、米麹500gに対して米100グラム、水300cc~400ccを混ぜ合わせて釜に入れ、炊飯ジャーの保温状態で5時間から6時間で出来上がりです。出来上がり後は冷蔵庫で保存し、1週間ほどで使い切りましょう。使い切れない場合は冷凍庫で約半年間、保存が可能です。
以上、米麹を使ったレシピの紹介でした。米麹は、発酵食品の原料としてだけでなく、様々な料理に活用できます。ぜひ、自宅で作ってみてください。鈴木こうじ店では、高品質な米麹を販売しています。詳しくは、当店のホームページをご覧ください。それでは、またお会いしましょう。